丁寧な引越し業者の選び方とコツ【結論、大手業者を選ぶべき】
みなさん、こんにちは。
引越し業者に依頼するのであれば、どうせなら丁寧な業者に頼みたいですよね。
もしかすると、単身の方は「運んでくれれば安い程良い」と考えてる方もいるかもしれませんが、そう思えない方も多いはず。
自分の大切なものを運んでもらうのですから丁寧に運んでほしい!そう思うのは当然ですよね。
家族の引っ越しになると1~2日がかりで行うものもあるし、ただ運んでくれればよい
というのはやっぱり違うと思います。
本日は、自身の引越し経験12回、且つ引越し業者での経験(2年間)のある私が、「丁寧な引越し業者の選び方」ということで
①やっぱり大手の引っ越し業者に依頼した方が良いのか?
②引越しの丁寧さは金額に比例するのか?
③当日、丁寧に作業してもらうコツ
④引っ越しに関するおまけ(不用品回収について)
に分け、気になる点をご説明していきます!
これをご覧いただければ、より安心して、気持ちよく引っ越しできるかと思いますので最後までお読みいただければ幸いです!
1 大手の引っ越し業者に依頼した方が良いの?
結論:大手の引っ越し業者に依頼するべき。
理由は下記の通り。
①大手引っ越し業者は、スタッフ教育がされている。
大手引っ越し業者(例:アート引越センターやサカイ引越センター、アーク引っ越しセンター)はスタッフ教育されていますし、自社スタッフです。
大手だと引越し研修があり、ありえない程の狭い家で引越しを練習します(もちろん私も本社で研修済)。
簡単そうに見えますが、大きな婚礼タンス等を2階→1階に運ぶのは実はかなりのコツがいりますし、
どうしたら壁や床、家財に傷をつけずに運べるか?そればっかりを研修するんです。
ただ、当日来るスタッフ全員が訓練を受けているとは限りません。
引越しは複数人のスタッフで行いますが、一人がリーダー(兼運転手)です。
そのリーダーは少なくともこういった研修を受けていますが、あとのメンバー(例えばアルバイト)が研修を受けているかはお約束できません。
ただ、もし破損など過失の場合はリーダーの責任になってしまうので、リーダーもアルバイト達の動きを見ながら、失敗しないよう必死で作業してくれます。
しかも、引っ越しの最後に「アンケート」を渡す企業が多いので、そのアンケートに名指しで悪評を書かれないよう、作業してくれる人が多いのも事実。
ただ、
残念なことに中小の引越し業者は、そのような研修やアンケートさえも無いことがほとんど。
運送屋さんスタッフの寄せ集めであることが多いため、「ただ運ぶ」ことはできても「丁寧に運ぶ」ということはそもそも学んでいない可能性が高いのです(すべてではないと思いますが、そういう傾向にある)。
もし破損や紛失があっても、きっちり保障してくれるのかは見積もり時に確認した方がよいですね。
私がいた引越し業者のリーダー達は、みんなプロフェッショナルで、プライドを持って仕事をしている人ばかりでしたし、
大手引っ越し業者(アート引越センターやサカイ引越センター、アーク引っ越しセンター)に依頼する方が安心だと言えます。
アート引越センター対応素晴らしい。
女一人の引越しってことで作業員は女性だし、タンスやTVの埃とか綺麗に掃除してから積んでるし、近隣にも一軒ずつ丁寧にご挨拶してる…神対応。#アート引越センター— あいのん (@a_i_n_o_n_) January 6, 2020
ありがとうサカイのお兄さん達。
素晴らしい仕事ぶり。#サカイ引越センター#引っ越し pic.twitter.com/7v43tJkhpd— たきび (@OTtpEFKGg3WlwLV) June 26, 2020
②紛失や破損時の対応
これも引っ越しの際、問題になる点ですよね。
破損や紛失が起こらないのが一番ですが、
引っ越しの際の破損や紛失は引っ越し業者の責任であれば対応してくれます(繁忙期は対応に時間を要するかも)。
私は大手業者に居たので対応することが当たり前ですが、(中小の業者では)よく聞くのはそれをお客様のせいにされたり、無かったことにされることも多々あるようです。
そんなことが起きないように、依頼側も注意が必要です。
家具の金具はしっかりとテープで止めておいたり、自分でバラして自分で保管しておくなど、結局はすべてを業者任せにしないことをおすすめします。
③心配であれば、家財に保険をかけよう
家具や電化製品など高価で心配なものに関しては、保険を掛けられるかを聞いてみましょう。
私は、引っ越しの個人宅営業をやっていたのですが、意外に保険に掛ける方っていらっしゃったんですよ。
驚いたのは自転車。お客様が「60万円くらいだから大事にしてほしい」とおっしゃっていました。
正直、価格で言うと40万円以内のものに保険をかけた経験は無かったですが、
40万円を超える高価なものや、ヴィンテージ家具などに保険を掛けることが多かったです。
ちなみに保険を掛けるのは業者が勝手に掛けてくれるので、依頼者側は保険料を払う必要はありません。
2 引越しの丁寧さは金額に比例するの?
結論:大手に依頼する場合、引っ越しの丁寧さと金額は比例しません。
なぜならトラックの空きも異なりますし、スタッフが多くそろっている日、売上げを達成しなきゃならない月など、業者それぞれ安くできる理由があるからです。
単身引っ越し50,000円!などと言われますが、これも日程によって大きく変動し、大きく割引になったり、金額が2倍以上に跳ね上がることもよくあります。
しかし、例外もあります。
例えば新築への引っ越しや、狭い、重いなどの技術を要する引っ越し、クレーマーの引っ越しはスタッフをベストメンバーで当日作業することがあるのですが、
その場合、もしかすると金額は多少高くなるかもしれません。
そうすると、引っ越しの丁寧さは金額に比例することがあります。
引っ越しに優先順位を付けるのは良くありませんが、「これはベストメンバーを付けないとまずい引っ越し」って現実あるのです。
スタッフも人間だし、経験もそれぞれ違うので、出来る限り失敗するリスクの少ないメンバーで挑むことがあり、そのメンバーをしっかり用意できるのは大手の引っ越し業者を選ぶメリットだと言えます。
3 当日、丁寧に気持ちよく作業してもらうコツ
①営業マンに頼んでみよう
営業マンに素直に頼んでみるのが良いです。
例えば、「以前、引っ越しで嫌な思いをしている」「前の引っ越しが感じの悪いスタッフで不快だった」など。
営業マンは、見積書や作業指示書(スタッフ向けの指示書)に「丁寧なスタッフ付けてほしい」や「挨拶できないスタッフNG」等とコメントすることができるのです。
それだけ?と思うかもしれませんが、引っ越し業界はとても古く、
トラックの配車や、スタッフ割り振りもその作業指示書を見ながらすべて人間が行い、適切な引っ越し現場に配置しています。
一言、営業マンに伝えるだけで気持ちの良い引っ越しに変わる可能性が高いですよ。
②スタッフにお礼を渡してみよう
これ、裏技だと思って一度やってみてください。
引越し終了後にお礼を渡す人が多いのですが、引っ越しが始まる前に渡すのをおすすめします。
スタッフも人間なので、最初にもらうとやる気が出るものです。
私はスタッフの経験もあるので分かるのですが、純粋に丁寧に作業したいなという気持ちになっていました。
私は、スタッフ一人あたり500円~1000円を渡すことが多いですが(スタッフみんなで分けやすいように)、
もし難しければ、ペットボトルのお茶やスポーツドリンク、菓子パンなども喜ばれます。
とにかく体力を使う仕事なので、口に入れるものはうれしい。
そういう心遣いをすると、スタッフたちも仕事で心遣いを返してくれるはずです。
お礼を渡すときに一言、「ご近所さんに挨拶をお願いできませんか?」や、「なるべく静かにお願いしたいのですが」「業者名○○に頼むと、気持ちよく作業してもらえるって聞いてます、期待してます!」等とお願いごとがあれば言ってみるのもアリです。
引っ越しスタッフって、ガサツな印象がある人もいるみたいですが、全員が全員そういう訳ではありません。
プロフェッショナルな方が多いですよ。
【おまけ】引っ越しにまつわるお役立ち情報
引っ越しの時に困るのが、不要品。
粗大ごみやフリマアプリで売ろうとしても、結構な手間がかかるし、細かいものがたくさんだと時間もかかります。
いつまでも不用品が手元にあると、引っ越し準備も進みません。
そんな時、不用品回収をしてくれる業者を使うのがおすすめ。
下記3社は、即日で不用品を回収してくれる業者でとっても便利。
すべて見積もりは無料です。
ということで、本日は丁寧な引っ越し業者の選び方についてお伝えしました。
どなたかのお役に立てたらうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。
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